これも力、それも力、あれも力、どれも力
2025年6月18日 19時21分2・3・4組の子どもたちが書いているのは、七夕の短冊。もうそんな時期ですね。「電車の車掌さんになりたい」。分かります分かります。カッコいいですもんね。
えっ?「友達を助けたい」って・・・こんなこと願ってるんですね・・・もう、あまりにすばらしすぎて、言葉が出てきません。
「ピアノが両手で弾けるようになりたい」・・・ピアノが弾けるんですね。ピアノが好きなんですね。両手で弾けたら、もっともっと楽しくなるでしょうね。
「素直な気持ちでがんばりたい」って・・・こんなことを書くこと自体、もう十分、120%、素直な気持ちでがんばってると、私には思えますよ・・・。2・3・4組の子どもたちの「言葉の力」に、すっかり感動です。
1年生は、音読練習でしょうか。読んでいるのは・・・
有名なロシアの民話です。力を合わせて、大きな大きなかぶを引き抜くお話です。
民話の登場人物のように、気持ちを合わせて音読します。これって、「音声で伝える力」でしょうか。
3年生。んっ?これは?・・・そうか、「こそあど言葉」をジェスチャーをつけて表現してるんだ。みんなノッていますね!
「これは・・・」「それは・・・」と、こそあど言葉の入った短文を考えて、ペアで伝え合っています。もちろん大きなジェスチャーをつけて。
なんだか、とっても楽しそう!これって、すてきな学習方法ですね。きっと、「コミュニケーションの力」を養っている活動なのでしょう。
2年生が持っているのは?・・・カスタネットのようです。これは、つまり・・・
はい、合奏です。しかも、みんなパーカッション、打楽器です。リズムを刻む勉強をしてるんですね。これは、「音楽の力」を養っている活動です。音楽って、世界共通のことばとも言えますよね。
リズムを体で覚えたあとは、すぐに、音符で表現する勉強にうつりました。「こんなこと」が大事なんですね。
4年生は、理科の実験道具を組み立てているようですが・・・なんだか、難しそうですね。
おっ、できてるできてる!これはプロペラカーかな?そして、はい、バッチリ「できましたポーズ」です!
スイッチを入れると、プロペラが回ります。どうやら「電気の力」の実験のようです。でも、友達によっては、風の向きが逆の子もいるようです。これはいったい?
電池の向きに関係があるようでした。電流の向きと大きさを調べる「検流計」をつなぐと、それがよく分かりました。
電池を逆に入れると、検流計の針が反対に振れました。これ、電気の力の勉強ですが、「説明図を読んで実験装置を整えて正確に実験する」力が要求される活動のようです。こんな力も、しっかり身に付けたいですよね。
【グルメモード】そして、それらに負けずに大事な「食事の力」。今日のメインは、「鶏肉のオレンジ煮」だ。
以前献立に入っていた「鶏肉のレモン煮」と同系のメニューで、鶏肉を揚げてから甘酢に漬ける「チキン南蛮」の発展形と言える。食べてみると確かに、みかん果汁の風味がする。みかん果汁自体に甘味があるので、他の酢やレモン果汁と違って、いちばん自然で相性のいい調理法のように思える。しかも、みかんだから「地産地消」でもある。みかん果汁の調味料としての用途、まだ、いろいろと考えられそうだな。また、このオレンジ煮を食べてみて、他の果汁や酢類だったらどうなるのだろうという興味もわいた。リンゴ酢やパイナップル果汁などは、おいしく仕上がるようにも思える。オレンジ煮、そんな可能性を示唆してくれたメニューでもあった。
午後、6年生が取り組んでいるのは・・・
そうか、前回の歴史学習の続きで、「縄文時代と弥生時代の暮らしのちがい」の勉強だ。ところせましと資料が並んでいるぞ。さすが6年生、まさに勉強してるって感じですね。
いろいろな共通点や相違点が見つかりました。以前のブログでも触れたように、農耕文化が大陸から入ってきたことで、争いが生まれるようになったようです。歴史を学ぶことは、人間社会を学ぶことでもあり、現在にもそのまま当てはまります。歴史学習を通して、「歴史から学ぶ力」を、ぜひ身に付けてほしいと思います。
以上、教育課程の中で身に付させようとしている「現代人にとって必要な様々な力」を紹介した、今日のブログでした。