うまくとれたかな?
2025年6月6日 18時32分今日は「読み聞かせ」のボランティアの方々が来られる日。体操服を着た1年生が、食い入るように絵本を見ています。本って、想像の世界にいざなう「扉」なのかも・・・。
そう、きっとこんな世界!・・・はい、実は、これ現実です。この後、1、2年生は、中山池自然公園に、昆虫採集に出かけました。この非日常的な景色。まるで、本の中の世界のようです。
おっ、いたいた!そーっとしのびよって・・・ああ、にげられた!
つかまえた!・・・やさしく、やさしく、虫かごに入れましょう。
水辺にも、昆虫がいっぱい!「アメンボ」とよばれる昆虫だけど・・・。
はい、うまくとれました。おもわずにっこり、はいチーズ!
せっかく中山池公園まで来たんだから、ちょっとだけ公園で遊んで帰りましょうか。まさに、非日常の時間ですね。こんな時間が、ときどきあることも大切ですよね。
6年生の理科は、前の実験の続き。うすいご飯の汁に、だ液を入れて、やっぱりヨウ素液で色が変化するかどうかを調べます。実は、この実験のために「だ液をとる」作業がなかなか大変だったそうですが・・・おっ!いつもながら「研究者の目」いや「科捜研の目」になってるぞ!
だ液は、ストローをくわえて「ごくわずかな量」とるだけでよかったのですが、グループの中で「自分が」という子がいない場合は、ジャンケンなどをして、だ液をとってくれる子を決めなければいけなかったそうです。おっ、やっぱり「科捜研の目」になっております!
ようやく、どの班も実験開始。うわっ、6年生、研究者や科捜研を超えて、まるで役者さんのような表情です。これは、やっぱり「運動会の騎馬戦」のときのように「心の声」を聞くべきですね!
「主任、今度こそ、いけそうですね!」「ああ、キミが現場で採取した『だ液』のおかげだ。見てみろ!明らかに反応がある!やっぱり、やつはクロだ!」「ねばったかいがありました。これであの親子が救われる(泣く)・・・オレ、この仕事に就いて、主任と仕事ができて、本当によかったっす!(号泣)」「(肩をたたいて、低い声で、やさしく)おい、まだ終わってないぞ。今から、徹夜で報告書だ。いくぞ!」「(泣きながら笑顔で)はいっ!」
結果、だ液を入れた方は、でんぷんが分解されて、ヨウ素液に反応しませんでした。だ液は「消化液の一種」だったんですね。この実験、ご飯の汁の濃さ、だ液の量のわずかな違いで、結果が変わってしまい、全部の班がうまくはいかなかったそうです。実験って難しいものですね。
撮影担当者さん、やりました!思いがけず取材成功!たまたま通りかかった5年教室で、習字をしておりました!「ふるさと」。ひらがなの習字って難しいのですが、とっても上手です!
4年生教室。こちらも、たまたま同じ時間に、図工で作っていた「動くおもちゃ」が完成していました。人形が左右にすばやく動いております!撮影担当者さん、やはり、偶然にも取材成功です!
給食です。今日のメインは「手作り肉団子」。ところで、グルメモード担当者さん。最近、撮影担当者さんが苦労されている様子をよく目にしますが、給食の撮影は、うまくいってるんですか?
その質問は愚問だ。ブログ主任執筆者は知らないだろうが、食べ物をおいしそうに撮影(表現)することは「シズル」と呼ばれていて、プロでも非常に難しいのだ。驚くことに、果物などをみずみずしく見せる「水滴をつける職業」さえ存在するくらいの、素人ではとどかない雲の上の作業だ。だから、本校の撮影担当者に言えることは、ただひとつ、「それにチャレンジしていること自体が評価できる」それのみとなる。最低限、作っていただいている給食関係者の方々に失礼のない程度の画(え)は撮るようにと伝えていて、今のところ、それはできている・・・そんな状況だろうか。辛口のコメントですまないが、特に身内に厳しいわけではなく、単にそれが現実なのだ。
それにしても、この「手作り肉団子」、想像を超えてうまいぞ!まず、食感。甘酢あんのかかった肉団子の表面はカリッと揚がっていて、サクサクとした食感がある。逆に、中身は、ミキサーを使っているのだろうか、具材の質感を感じないほど柔らかく、しかもしっとりしている。「給食であるがゆえの表現の限界」については、何度か触れてきたが、これは、その限界を超え、「なぜ調理後にこの食感を維持できるのか」不思議に感じるものだった。次に、柔らかくしっとりしている中身の旨味だ。自然な甘味を感じるのだが、これは豚肉の脂身の甘さか?何を「つなぎ」にして、どんな調味料を使っているのか、好奇心が沸き立つようなこの美味さ。それが、この「直径4㎝程度の球体」の中に封じ込められている。
【デフォルト】うーん。私には、けっこうおいしそうに撮れているように見えるのですが・・・。撮影担当者さんも、たぶん難しいこと考えずに、単純に撮ってるだけだと思いますよ。(小声で)撮影担当者さん、大丈夫、がんばってください!
さて午後・・・あっ!撮影担当者さんの愛用の機器「旧式の校用デジカメ」とは異次元の機材で撮っている人がいる!被写体は6年生だ!いったい何事でしょうか?
6年生には、笑顔もこぼれています。なにやら教材ビデオを見ている様子ですよ。
これは「租税教室」。地方局の税務課の方が来られて、税金の意義や用途について、6年生に詳しく教えていただきました。そういえば、6年生、ちょうど社会科で政治について勉強してましたよね。撮影をされたのは、地元のケーブルテレビ局の方。この様子は、今日(金曜日)の夕方のニュースで放映されるそうなので、このブログ公開より早くなるでしょうね。
次は、放課後の水泳練習です。あれっ?みんな横向きで泳いでいますよ?これは、どうしたんでしょうか・・・?
【グルメモード】クロールの息継ぎにつなげていくための動きだ。バタ足で進める子でも、クロールまでには大きな壁がある。クロールは、「体を傾けて泳ぐ動き(ローリング)と、顔を横に向けて息継ぎをする動き」が入るが、この高度な動きを初心者にさせようと思っても、こわくて簡単にはできはしない。無理にさせた場合、顔を前に上げて息継ぎをするような悪いフォームとなり、矯正が難しくなるのが関の山だ。だから、この動きに慣れさせる目的で、「まさに息継ぎをしている姿勢のまま」泳ぎ続ける練習を取り入れるのだ。このような「基本であり必須の」練習を「マンツーマンで」行っている三間小(うち)は、とてもよい練習ができていると断言できる。
【デフォルト】ある程度泳げる子たちは、別のコースで泳ぎ続けています。インターバルトレーニングといって、「一定時間に一定の距離を中高速で泳ぎ切り、一定時間休み、それを繰り返す」練習です。みんながんばっています。
体育担当の先生は、大きな「スポーツタイマー」とストップウオッチで、コースの練習児童のタイムを「とって」、一回ごとにアドバイスをしています。はい、そうです。これが、今日最後の「とること」でした。
以上、「獲ったり」、たくさん「撮ったり」、タイムを「計(と)ったり」したことをまとめた、今日のブログでした。それでは、本校ホームページ閲覧者の皆様、よい週末をお過ごしください。
最後になりましたが、読み聞かせのボランティアの方々、中山池自然公園関係者の方々、地方局税務課の方々、宇和島ケーブルテレビ局の方々、今日は、大変お世話になりました。本当に、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。