体育「着衣泳」
2024年7月17日 16時23分5・6年の体育で「着衣泳」を行いました。授業の目的は泳ぐことではなく、「浮くこと」。水難事故に遭いそうになったときに命を守るにはどうするのがよいかという学習です。
子どもたちは、衣服を着たまま水の中に入り、動きづらさを体感しました。重かった。服が張り付いて気持ち悪かった。泳ぎづらかった。体力を使う など。
そこで、キーワードは「浮いて待つ」。体を大の字にして口と鼻を水面に出し、息ができる「背浮き」の状態で待つことです。
今日の着衣泳で、子どもたちはペットボトルとビニール袋を使って、「浮くこと」を確かめていました。ほかにも、ボールやお菓子の袋、リュックサックなどが浮く道具として活用できるそうです。また、溺れている人を見つけたときは、助けを呼びに行ったり、浮くものを渡したりしましょう。
子どもたちが事故に遭わないことが一番ですが、いざというときに子ども自身が自分の命を守る知識があれば、もっと助かる命があるはず。もうすぐ夏休みです。子どもたちが安全に、元気に過ごしてくれることを願っています。