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コスモスを咲かそう

2021年9月7日 08時24分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成妙小学校の近くに、毎年秋になると、広い広いコスモス畑が出現します。高速道路からも見えますが、近くで見ると一段と広い。その畑に、6年生が種を蒔きました。「平山先生のようにかわいい花が咲きますように・・・」と言いながら。

きっと、地域の方たちやお遍路さんの目と心をいやす花になることでしょう。花言葉は、「乙女の真心」「調和」「謙虚」です。かわいらしいピンクの花や白い花にぴったりの花言葉ですね。

双海町の国道沿い・線路沿いに、春になると黄色い菜の花が咲きます。昔、線路沿いの土手には何も咲いていませんでした。列車の利用人数も減少していました。

双海町の若松進一さんという方が「この土手を利用しては」と考え、関係者に「菜の花の種を蒔いてよいか」聞くと、「だめだ」という返事だったそうです。「そうか。蒔いてはいけないのか。」

若松さんは、近所の人を集め、ポケットに穴の開いた服を渡し、「みなさん、この服を着て、土手を散歩してくれませんか。」と頼みました。

ポケットには、菜の花の種がパンパンに入っていました。

「これは、蒔くのではありません。種が、 落・ち・る のです。」

次の年、菜の花が一面に咲きました。その後、双海町は観光客が増え、一躍人気スポットになりました。「伊予灘ものがたり」は、今では大人気の観光列車となっています。