ごはんがおいしい
2025年5月28日 18時52分朝、4組の子が、栽培しているミニトマトをくれたんですよ。まだ青かったけど、やさしい気持ちがこもっていて、輝いて見えましたよ。
3年生は、植物の芽や葉について学習しています。えっと、今日のブログは「植物つながり」なのでしょうか?
ふつうに「ふたば」ってよばれる葉っぱは、正式には「子葉」というのだそうです。しっかりノートにまとめていますね。
6年生は、英語の先生と、日本の伝統行事を、英語で紹介する勉強をしています。
春は「hanami(花見)」、秋は「momijigari(もみじがり)」と、日本人は季節ごとの自然の事物に、大きな関心をもっていたことがよく分かります。この日本特有の文化、外国人は大好きらしいんですね。
2年生は、けんばんハーモニカのテスト。みんながんばって練習しています。曲は「カエルの合唱」。そう。「かーえーるーのーうーたーがー・・・」って曲です。
とっても上手!たぶん、みんな合格でしょう!・・・でも、ブログの方向性が見えなくなってきたぞ。たしかに季節感はあるんだけど・・・あっ、そうか。カエルが合唱する場所と言えば・・・。
ここだ!今日は、5年生が、「北宇和高校三間分校」の実習田で、田植えをする日でした。そうそう、ここにフォーカスしなきゃね!
さすが「米どころ三間」の子!とっても様になってますね!緑の帽子をかぶってるのは・・・三間分校の高校生ですね。
そう。三間小の子は、高校の先生や学生さんに教えていただきながら、毎年「米づくり」に取り組んでるんです。
テレビ局や新聞社が何社も来ていたようで、5年生のみんなは、さぞかしきんちょうしたことでしょうね。きっと、このブログより先に、今日の様子、ニュースなどで流れたんでしょう。
【グルメモード】田植えから帰ったら、そう、給食だ。今日のメインは「手づくりじゃこカツ」。私が、ずっと前から、楽しみにしていたやつだ。南予地域のソウルフードといってもいい最高の一品だ。
きた、きた、きたーー!!この厚さ!弾力!しっかりした塩気!魚のすり身の風味!期待を全く裏切らない、いや、それ以上の、じゃこカツだ!さすが手作り!これは、だ液が、泉のごとく湧き出してくる。そして、その泉から「食の女神」が現れ、「トンカツ」「メンチカツ」「チキンカツ」「エビカツ」を差し出して、優しく私に聞くのだ。「あなたが落としたカツは、どのカツですか?」と。そして、私は、迷わずこう答えるのだ。「いいえ。この中にはありません。私が落としたカツは、じゃこカツです。」と。
一見、先日お目見えした「けんちん汁」のようだが、これは「沢煮椀(さわにわん)」。けんちん汁との違いは、主に、油とコショウの使用だとのこと。なんとも勉強になる。これぞ日本の食文化の多様性だ。じゃこカツで、かきこんだ白飯を、沢煮椀で流し込む。こんな至福が他にあるだろうか?もう一品の、すでに紹介している「ゆず酢あえ」を「はし休め」として加えると、もう、私には、この4つのメニュー間の動きを止める術(すべ)はない。まるで、私は、延々とベースランニングを続ける高校球児だ。
午前中、田植えをしていた当の5年生の給食の様子を見てみると、「少し量が多いので残してしまうのではないか」という用務員さんの心配をよそに、じゃこカツとごはんをおかわりしている子が何人もいた。私は、「残るようならいただこうではないか」と実は期待していたが、微塵も叶わなかった。見てほしい、この2杯目さえ山盛りのごはんと、ふくらんだじゃこカツ、そして勝ち誇ったような少年の様子を。
5年生の多くの子が、じゃこカツをご飯の上に乗せて食べていた。そして、じゃこカツとご飯をおかわりした中の一人の子がつぶやいた。「じゃこカツとご飯がおいしいんだ」と。その言葉を聞いたとき、私は、雷に打たれたようになった。そうだ、その通りだ。じゃこカツとご飯が「合いまくり」なんだ。これ以上に、今日の給食の美味さを的確に表現した言葉があるだろうか?以前にも触れたが、子どもは、いつだって、物事の本質を正確に捉えることができる、優秀な批評家なのだ。
【デフォルト】5年生の「米づくり」の学習。この先、収穫までずっと続くそうですよ。楽しみですね!以上、「少し迷走した感があったけど『みま米』のインパクトでそれが薄れたような」今日のブログでした。
最後になりましたが、北宇和高校三間分校の先生方、学生の皆さん、今日は、本当にありがとうございました。これから先も、ご指導、ご助力、どうか、よろしくお願いいたします。