器用さが必要?
2025年6月25日 19時32分先日、七夕の短冊に願い事を書いた2・3・4組の子どもたち。今度は、七夕飾り作りです。
みんな「器用に」作業をしていますね。
おっ、できばえを、先生にほめられているようですよ。
こちらの子も、できました。「どうですか?」って感じですね。はい、上手にできていますよ!
んっ?こちらの子は、何か、先生に話しかけながら折り紙を折っているようですが・・・
そうか!この子は「先生に教えていた」んだ!こりゃすごいや!しかもハートマーク!この折り方、私(ブログ執筆主任)も知らないぞ!とっても「器用」なんですね!
まわりに絶賛されながら、はいポーズ!これからも、たくさん折り方を覚えて、みんなに教えてあげてくださいね。
来週は、水泳参観があります。どの学年の子も、上達した姿を見せようと練習をがんばっています。3年生の先生が、マンツーマンで指導されています。
3年生の体育を担当されている先生が、25m泳ぎ切った子に、拍手を送っています。みんながんばっているようです。水泳は、力強さではなく、動きに気を付けて、ていねいに泳ぐことが大切です。つまり、ある種の「器用さ」が必要な運動です。
4年生は電気の実験。これは、見た感じ、乾電池の「並列つなぎ」ですね。検流計というメーターをつないで、電気の強さを調べます。並列つなぎでは、2本つないだからといって、電気の強さは、1本のときと、全く変わりませんでした。
この実験、配線がかなり複雑で、しかも、ちょっとした接触不良で、うまくいかなくなってしまいます。この準備や調整には、かなりの「器用さ」が要求されます。4年生のみんなは、よくがんばり、みんな同じ実験結果になりました。
【グルメモード】今日の給食は、地産地消献立。メインは「鯛どんぶり」だ。
「鯛どんぶり」と言うと、「宇和島風鯛めし」のようなタレに漬けた切り身を乗せるものを、そう呼ぶことが多いようだ。しかし、まさか「給食に刺し身のはずはない」ので、どのようなものなのか、とても関心があった。しかも、職員の一人が「これが楽しみ」とも言っている。・・・これは、見た目は、親子丼だ。校内放送で、担当児童が、これについて正確に説明していた。「親子丼の鶏肉のかわりに、下味をつけた鯛の身を揚げたものを使ったもの」だそうだ。食べてみると、これが実によく合う。鯛の身のクセのない上品な味わいが、主張しすぎない程度に存在感を発揮している。これは「鶏肉の代わり」ではなく、明らかに新しい料理。そうだな、「宇和島風他人丼」と呼ぶべきものだろうか。
このデザート、「あじさいゼリー」と名付けられていた。ぶどう果汁とナタデココを使った手作りゼリーだ。5月中旬の運動会総練習の日がとても暑く、給食に出てきた「手づくりみかんゼリー」をとてもありがたく感じたことを思い出した。この暑い日が続く中、このようなデザートがとてもうれしい。だが、このゼリーの場合は、おいしさもさることながら、「ぶどうゼリーにナタデココをいれてアジサイを表現する」というコンセプトが「秀逸すぎる」。このような「思いや工夫の詰まった」ものを、子どもたちに漫然を食べさせてはいけないように思う。
放課後、先生方が、図書室に集まって、作業をしていました。どうやら、昨日行われた、6年生社会科の研究授業の授業研究のようです。はじめに、授業を参観して、思ったことなどを付箋紙書いて、カテゴリー別に分類して貼っています。
それから、グループ別での話合い。授業をされた先生は、オブザーバーとして話合いに参加して、質問などに答えます。
この「授業研究」と呼ばれる活動。日本の教育現場独自のもののようで、海外でその取組や効果が注目され、広がりつつあるとのことです。
話合いが終わったら、話し合った内容について、グループ別に発表します。どうしたら、もっとよい授業にするためのアイデアなどが、たくさん出ました。
すばらしい取組ですね。私(ブログ執筆主任)は、三間小(うち)の先生方が、放課後、このようなことをされているとは知りませんでした。グルメモード担当の方はどうですか?
【グルメモード担当】私は、もちろん知っていた。このような地道な取組が、よりよい授業づくりにつながっていくのだ。先生方の仕事ぶりを拝見していると、そこに「器用さ」が要求されているというより、「真摯さ」「実直さ」の方がはるかにウエイトが大きいことが、すぐに分かる。これは、いい意味でも悪い意味でも使われる言葉なのだが、「愚直に取り組んでいる」という表現が、いちばん合っているのだろうか。もちろん、100%いい意味で使っている。私が見るかぎり、先生方は、みんなこのような方々だ。そして、このような先生方の姿勢こそが、学校を支えているということを、知っておく必要があると思う。
【デフォルト(ブログ執筆主任)】そうなのですか。先生方さえそうなのなら、私なんかは、もっとがんばらないといけけないと思いました。
以上、「器用さ」にからめて構成した今日のブログでした。