石うすで大豆を挽いて、「きな粉」を作る体験です。地元の方にお世話いただき、実現することができました。
ゆっくりゆっくり石臼を回してみると、石と石の間から、きな粉になって出てきました。とても良い香りがしてきます。
多目的ホールには朝日が差し込み、石うすを回す音だけが響きます。
6年生には、この風景をずっと覚えていてほしいな。
きな粉は、少しですが家に持って帰ります。どうぞ香りと味をお楽しみください。
私もちょっとだけ、やらせてもらいました。
石臼を回していると、昔、祖父母と炊事場で回した風景が浮かんできました。今晩は、いつもより長く仏壇の前で報告しようと思います。
3年生が、町内3つの小学校をオンラインでつないで交流会です。普段は会えない友達にも、こうやってつながりを持つことができます。どんな質問が出てくるのでしょうか?後で聞かせてくださいね。
ほんとは、実際に会って交流することができればいいのになあ・・・と思います。自己紹介ゲームをしながら、交流レクリエーションをして、わいわい遊んで、一緒に給食を食べて・・・。
年に3回はそれぞれの学校に出かけて行って交流をする。
家に帰ったら、「今日ね!二名小の〇〇君と友達になったよ!」「成妙小の〇〇さんは、バスケットが得意なんだって!」とかいう会話も出てくることでしょう。
子供たちは、我慢する生活を2年間も続けているのです。
そんな日に早く戻りますように・・・。
6年生の「チャレンジテスト」が行われました。まず、文章や資料などが提示されます。そこから、様々な内容を読み取る問題です。
子供たちの身の回りには、インターネットや新聞・テレビ・雑誌等、たくさんの情報があります。その中から、正確に読み取ること、比べること、選択することが大切になってきます。
もう一歩進むと、「自分の意見を持つこと」ですね。
ただ、「正解を探す」ことではなく、「自分の意見を持ち、自分で判断すること」が、これから社会人となる子供たちにとって大切な力になります。今回のテストは、その一部分を見るものです。
一方で、心優しい子になってほしいとも思います。大人になってのお付き合いって、「勉強ができた」ことではなく、「人柄」できめますよね。人柄のいい人の周りには、たくさんの人が集まります。たくさんの物語も生まれます。
6年生の姿を見ながら、健やかな成長を祈りました。
2年生の生活科。今日は作ったおもちゃで、みんなで遊びました。牛乳パックで作っていてパクッっとエサを食べるもの、風で走る車、ピストンで押して走る車、ゴム鉄砲、ロケット発射台、ゴムで飛ばしてかごに入れるもの、などなど、楽しいおもちゃがいっぱいでした。
グループの中には、みんなで楽しそうに遊んでいる班もありますが、ちょっと言い合いになっている班もあります。でも、それが自然なのです。子供は子どもの世界があり、ルールがあり、いろいろなことを経験して成長していきます。
学校で遊んだ後は、お家に持って帰るのかな? お家の人と一緒に遊んでくださいね。
昔、父に作ってもらった「ライフル銃」がありました。木切れで作ってくれました。とってもうれしくて、「ばーん、ばーん」と遊んでいました。手作りのおもちゃは、ずっと心に残っているものですね。今から50年前です。
防災教育。今日は、「段ボールベッド」を実際に作ってみました。とても丈夫で、5年生が数人一度に乗っても大丈夫です。固い床に寝るより数倍快適です。日本人ってすごいですね。被災にくじけることなく、常に前を向いて工夫していくのですから。
「パラコード」という紐があります。これを持っておくと、吊るしたりしばったり、たくさんのことが避難所でできます。ちょっとおしゃれに編んでみました。
3月上旬には、3年生が、簡易トイレ体験をします。トイレ用のテントを立て、簡易トイレを使い、用を足した後は凝固剤で固めます。
一つ一つの体験と経験が子供たちの防災意識の向上につながりますように。
16日は参観日の予定でしたが、オンラインに切り替えました。子供たちの活動の様子を動画に撮り、iPadロイロノートを使って公開します。それぞれの教室や多目的ホールなどで撮影が始まりました。
4年生は「2/1成人式」。
『♫~ 生まれて10年経ちました。大事に育ててくれてありがとう。今、今、夢がある ~♪』素敵なメロディが聴こえてきました。校長室で聴いていて、涙があふれてきました。
お家の方の愛情をいっぱいに受けて育っている子供たち。
将来の宇和島を担っていく子供たちです。
クラブの時間は、3年生の「体験」でした。来年どのクラブに入ろかなあ・・・、を決めるための時間です。
イラストをたくさん描いているところがあったので私も寄ってみました。かっこいいイラスト、かわいいイラストがあり、塗り絵もできるようです。
音楽室では、鉄琴、小太鼓、シンセサイザーなどを使って演奏をしていました。トトロのさんぽ、という曲です。一緒に木琴をたたいてみたら、4年生に、「じょうずですね。来年一緒に活動しませんか?」とお誘いを受けました。おだてられると、弱いんです。その気になりそうです。
1年生の身体計測の時間です。保健室で体重を量りました。
最初に男の子です。
「〇〇 〇〇です。よろしくお願いします」
「ありがとうございました」
えらいなあ。きちんとお礼も言えました。
廊下では、女の子たちが、静かに順番を待っていました。
私 ひそひそ声で・・・「寒くない?」
1年生 もっとひそひそ声で・・・「寒くありません。大丈夫です」
とってもしっかりしている1年生なのでした。
4月に比べて、ずいぶん大きくなったことでしょうね。今日の給食もいっぱい食べて、元気もりもりがんばりましょう。
ハンセン病についての勉強会です。子供たちと一緒に、大人も参加しました。
ハンセン病とは末梢神経と皮膚に病変を起こす感染症ですが、既に薬と治療法が確立された完治する病気です。一方で患者・回復者への偏見や差別には長い歴史があります。
日本でも、残念ながら、悲しい悲しい歴史がありました。今日の勉強会では、「西予市三瓶町に残る姫塚」「香川県大島青松園 小学生の物語」について、講師の先生にお話していただきました。
話を聞きながら、差別に対する怒りと共に、そのような差別があった時代にも相手の心に寄り添う気持ちを持っていた人たちがいたことに心を打たれました。
人権・同和教育を進めていく大きな目標ができました。
三間町にも、人々の人権を守るために立ち上がった人がいます。(三間町誌より)
三間で育っている子供たちに伝えていくべき歴史です。