校舎の2階、音楽室に行く廊下の横に、干し柿を作っています。
2組さん3組さん4組さんのみんなが、柿の皮をむいて作っているのです。この風景を見ると、お正月だなあ・・・と思うのです。
私の家も、祖母がたくさん作ってくれていました。柿畑からたくさん取って来て、軒先に吊るしていました。
だんだんと白っぽくなってくると、甘くなってきた証拠です。学校から帰ると、それを一つ拝借してぱくりと食べていました。だから、日に日に少なくなっていくのです(笑)
種の周りのつるッとしたところも好きでした。
この干し柿が出来上がったら、どんな味がするのか聞いてみたいともいます。
理科の授業で、ゴムを使った自動車で実験をしていました。ゴムでギューッと引っ張って、目的の場所へ車を移動させるのです。
おもしろそうだなあ、と見ていると、「先生もやりますか?」と声を掛けてくれました。この子は、いつも気にしてくれるので大好きです(笑)
私「どうするの?」
子供「あそこに白い的があるでしょ?そこに、車をぴったりと止めるんですよ」
私「よーし、このくらいかなあ・・・えいっ・・・」
子供「・・・ブッブーーー! 残念、失敗ですね。ちょっとはみ出しました」
この後も、ずっと実験は続きます。
理科の実験は、『飽きるまでやらせる』ことが大切です。その中から、いろいろな気付きが生まれます。
6年生の学級PTAです。
延期されていたのですが、やっと行うことができました。役員の方々に大変お世話になり、準備もばっちりです!
①ラジオ体操 ②玉入れ ③小綱ひき ④大繩とび ⑤PK対決 ⑥ジェスチャー ⑦親子リレー
と続きます。
お家の方も、子供たちも、笑顔がいっぱいの時間となったようです。
お家の方同士も話すことができるし、親と子の会話も弾むし、いいですね、学級PTAって!!
こんなに我が子とか他の人たちと触れ合うことのできる「時間」は、そんなに長くありません。保育園や幼稚園の3年間くらいと、小学校の間の6年間くらいでしょうか。
この9年間で、たくさんたくさん「時間」を持っていただきたいと思います。
中学校と高校になると、部活などで、思ったほど一緒にいられないのです。子育ての18年間~22年間はあっという間に過ぎていきます。
学校も、お子様の成長の一端を受け持っています。今日のこの子供たちの笑顔を大切にしていかなくてはいけません。
役員の方々、保護者の皆様、お疲れさまでした!
6年生の道徳の授業です。この日は、「人権獲得のために立ち上がった三間の先人たち」の勉強です。
男の子の感想『僕は、今まで人のために何かしようとはできなかったけど、これからは、自分にできることはしてみよう、と思うようになりました』
すごく一生懸命書いてくれました。心が震えました。
話は変わりますが、先日、南海放送株式会社代表取締役会長の田中和彦氏のお話を聞く機会がありました。
「もし、南予の教員だったとして、教育の何に一番力を入れますか?」という会場からの問いに対して、
「私だったら、地域の隠れたヒーロー、隠れた偉人、隠れた先人について掘り起こし、みんなの周りには、この地域には、このような素晴らしい人がいたんだぞ、ということを伝えるでしょうね。」
「子供たちには、愛媛だけではなく、外で十分活躍してもらいたいですが、いずれは、その力を地元愛媛で発揮してくれ、とも伝えたいですね。」
と答えられました。
三間の子供たちにも、「三間の素晴らしい先人たち」について伝えていきたいと思います。
3年生の道徳の授業「なかよしだから」を参観しました。
「ぼく」は、うっかり忘れてしまった算数の宿題を、なかよしの友達に教えてもらおうとします。ところが、友達は、「仲良しだからこそ、教えられないよ」と断ります。本当の友達とはどういうものなのか、考えさせる教材です。
自分だったら、どうするでしょうか。
「同じように教えない」
「いや、そこは教えるでしょ」
いろいろな考えがありますよね。
ちょっと大げさかもしれませんが、大人の世界にも、仕事の内容に関するもので「ちょっと教えてよ・・・いいじゃん」ということありませんか?
その人のことを思ってきっぱりと断ることができるのか、人間関係を崩すのが嫌で断らないのか。
そう思いながら見ていると、3年生の子供たちは、自分の意見をどんどん発表していきました。この勉強が、これからの子供たちにとって、良い判断ができるきっかけになるといいな、と思いました。
「先生になってよかったな」と思うことがたくさんあります。
今日も、1年生の道徳の授業を見ていて思いました。
橋の上のおおかみ、という教材でした。いじわるだったおおかみが、くまに優しくされたことをきっかけに、自分の心を見直していく・・・という物語です。
途中、役割演技がありました。
「うさぎさんをやりたい人?」「はああああい!」
「おおかみさんをやりたい人?」「はああああい!」
みんなやりたくて、やりたくて仕方ない様子です(笑)
おおかみ役「今まで、いじわるをして、ごめんね。これからは、やさしくするよ」
ウサギ役「いいよ。ありがとう。うれしいよ。仲よくしようね」
なんてかわいいのでしょう。
こんなほっこりした時間を子供たちからもらえるのですから、やっぱり「先生になってよかった・・・」と思うのです。
2学期もあと1カ月で終わりです。早いですね。「終わり良ければすべて良し」をスローガンに、三間小で頑張ることを子供たちに伝えました。
①明るいあいさつをしましょう
②履物をそろえましょう
③名前を呼ばれたら、はい!の返事をしましょう
この3つです。
今日は、②の履物について。朝の児童玄関の様子です。
きちんとかかとをそろえて靴箱におさまっていました。
ついでにトイレを見てみると、ここもちゃんとそろえてありました。えらいなあ。
大人の方が来校されたときや、研究会などでたくさんの人が靴を脱ぐとき、自分の靴を自然にそろえてスマートにすっと並べる方がいます。そういう人を見かけると、「素敵だなあ」と思うのです。そういう方は大体、お話も素敵なのです。身のこなしというか、すべてがスマートなのですね。
子供たちに、ずっと大切にしてもらいたいことです。
1年生の教室では、1時間目が始まっていました。廊下には、とってもかわいいポスターが貼ってありました。
町内の学校をオンラインでつないで「交流会」です。距離的に離れている学校ですが、オンラインでつなぐと、いろいろなことができるのです。大人の会議も、オンラインが普通になってきました。
遠くに就職した子どもとの会話、遠くにいるおじいさんおばあさんとの
会話、離れ離れになった友達との会話など、とても便利になりました。
でも、「直接会う」こと以上のものもありません。どちらも使いながら、お互いの「いいとこ取り」をしていくのが理想です。
これからの教育は、ハイブリッド型が主流になっていくのでしょう。
※今は、芸能人とのオンライン会話もできる時代です。私たちの子ども時代にこれがあったらよかったのにな・・・と本当に思います。
朝、登校中の児童に「おはようございます」と声を掛けます。
とても元気の良い通学班があって、「おーはーよーございまーす!!」と返ってくるのです。
高学年の子が元気の良い通学班は、全員が元気ですね。1年生までがみんな元気にあいさつができます。
朝のあいさつって、やっぱり大事です。ちょっと元気がない朝でも、無理やりにでも元気にあいさつをすると、不思議と力が湧いてきませんか?
最近、三間中学校の生徒さんもあいさつがいいです。自転車に乗って来て横断歩道を渡るのですが、「おはようございます!」と笑顔で返してくれます。
通勤途中に出会う、西予市宇和中の生徒も、気持ちの良いあいさつができます。学校生活が充実しているのでしょうね(笑)